JGC Global Engineering

経営統括本部 財務部 PJ財務グループ 財務担当

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Q1 海外赴任のきっかけ、海外赴任にあたっての想いを教えてください

入社時から海外赴任は希望していたものの、いざ急に赴任を言い渡されると非常に驚いたことを覚えています。しかも新興国の建設工事現場でなく、まさかパリに赴任になるとは想像もしていませんでした。
赴任すれば自分が前面に立ってプロジェクトの財務関係をコントロールしなければならないということへの緊張や不安がありましたが、新しいことに挑戦したい、財務部員として一皮剥けたいというチャレンジ精神が勝り、赴任を決意しました。財務の観点から少しでも多くプロジェクトに貢献したいと思っています。

Q2  赴任先での仕事内容を教えてください

担当プロジェクトは、ロシアのLNGプラント建設プロジェクトです。フランスの会社と日本の会社2社の合計3社でジョイントベンチャー(JV)を組んでプロジェクト遂行に当たっており、リーダーであるフランスのエンジニアリング会社のパリオフィスに駐在しています。財務チームの一員として、フランス人、イタリア人、スペイン人、ウクライナ人など、多国籍な財務チームの中で働いています。
仕事の内容は顧客からの入金管理、ベンダーへの支払い、プロジェクト全体の入出金予測、税金のシミュレーションなどお金にまつわるものから、モジュールヤードのある中国やフィリピン、インドネシア、建設地であるロシアで効率的に仕事をする為の会社設立の検討、JV間の契約書作成など多岐にわたっています。

Q3 実際に現地で働いてみての印象は

日本と同じようなペースでは仕事が進まないことに苦労しています。家庭を大事にするフランス人はどんなに急ぎの仕事があっても定時になれば構わず家に帰りますし、夏のバカンスとなれば3週間から1カ月の休暇、クリスマス休暇も2週間、有給休暇も必ず全て消化という文化で、担当者が休みで捕まらないという事態がよく起こります。また、フランスは日本以上にトップダウンの慣習があり、権威ある上司からの指示がなければ我々から依頼した仕事を進めてくれないということもしばしばです。リーダーである彼らのペースに合わせながらも、これは!という仕事の優先順位をあげもらう戦略を練るのに日々苦労しています。

Q4 現地での仕事で達成感や自身の成長を感じたことは

赴任を開始したばかりですのでまだまだ道半ばです。日本における立場とは違ったJVパートナーとしての意見の述べ方、多数派への挑み方を常に意識しており、自分の意見の背景や事情も細かく説明することで、少しずつ相手に自分の意見の必要性が伝わるようになってきたように感じます。自分が発信した提案がリーズナブルだと判断され、採用された時には小さな喜びを感じています。
今後日本に戻ってJVパートナーを受け入れる側になった際、マイノリティーとなるパートナーの意見を汲み取って円滑にプロジェクトを進められるようになりたいと考えるようになったことも、海外駐在を通じて学んだ感覚かと思います。

Q5 仕事を通してチームワークを感じていることは

地理的に離れている建設国ロシアとはメールや電話でのやり取りを駆使して膨大な数の支払準備・チェックを行っており、遠くのまだ顔を合わせたことのないスタッフとも一体でオペレーションにあたっています。
フランス・ロシア・日本とまたがった遠距離オペレーションを行っていますので、チームワークなくしてプロジェクトを前進させることは出来ません。海外プロジェクトにとってのチームワークは決して特別なイベントに限って発揮されるものではなく、細かな日常業務一つひとつに対しても常に感じられるものなのだと改めて感じています。

Q6 今後、挑戦(成長)していきたいことは / チャレンジしたい仕事内容、キャリアは

財務部員としてプロジェクトの最大利益確保に貢献するためには、関係各国の会計や商法、税制、ときには労働法にも詳しくなる必要があります。今回担当しているプロジェクトの建設地はロシアですが、赴任地のフランス、モジュールヤードのある中国、インドネシア、フィリピンなど関係国は多岐にわたっていますので、赴任中にこれらの国々の会計や税法をしっかり学んでより専門性を高めたいです。そして次は当社がリーダーとなるJVプロジェクトを担当し、身につけた専門知識と、赴任を通じて必要性を感じたパートナーへの気遣いの心を生かして、パートナーを引っ張っていく立場での仕事をしたいと思っています。

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現地での暮らしについて

日本との違いも含め、現地での暮らしをどのように楽しんでいますか

土日には観光やショッピング、グルメも楽しむことができます。観光地だけでなく、地元のマルシェでチーズやワインの買い物をするといったフランスならではの生活ができることも貴重な経験です。

グローバルでの活躍を希望する新卒学生にメッセージを

入社して海外勤務する醍醐味

多くの「初めての体験」ができることが海外勤務の最大の魅力だと感じています。私にとっては初めての海外生活、フランス人上司、ロシアの商慣習など、毎日何か初めての経験にぶつかります。それらには困難なものも多く、乗り越えるには工夫や時間、助けが必要なときもありますが、乗り越えたときには今までの自分にはなかったものが身についているように感じます。それは積極性であったり、忍耐力であったり、適応能力であったりさまざまです。そして日揮の場合、担当するプロジェクトが変わる度にまた「初めての体験」を味わうことができ、さらに引き出しを増やすチャンスが訪れるのが面白いところだと思っています。

1日の仕事の流れ

8:30
出社、日本からきているメールのチェック、日本との電話会議
10:00
フランス人の同僚達と朝カフェタイム
11:00
モスクワのベンダーやサブコントラクターへの支払依頼書チェック、インターネットで支払処理
13:00
赴任先オフィスの食堂でランチ休憩 & 昼カフェタイム
15:00
当社社員による定例ミーティングで各チームの情報をシェア
16:00
JVパートナー間のインボイス(請求書)ルールを示した契約書作成
18:00
業務終了・帰宅