EPC事業

オイル&ガス分野

既存中核事業であるオイル&ガス分野では、従来のエンジニアリング企業の枠を越え上流及び下流のサービス事業への進出を図っています。海外でのO&M(運転・保守)サービスへの本格進出に加え、マーケット規模の大きいアップストリーム分野への事業領域拡大も行います。

アップストリーム事業

陸上の原油・ガスのギャザリング設備や原油・ガス分離設備などのアップストリーム設備に関わる事業に、日揮と海外グループ会社との連携により参入を図ります。ターゲットとなる国は東南アジアや中東、北アフリカなどが挙げられます。また、海上(オフショア)分野では、他エンジニアリング会社や海洋工事専門会社、機器メーカーなどとの協業による参入を目指し、それらの企業への出資や積極的なM&Aを展開していきます。

O&M分野

顧客が保有するプラントの操業データと、日揮が保有する設計データを融合したビッグデータを分析・利用することで、プラントのCertainty、Availability、Qualityの向上、ひいては事業価値向上に貢献するO&Mサービスを提供していきます。海外グループ会社とローカルのメンテナンス会社との協業や、出資、M&Aも検討しています。

LNG(液化天然ガス)

環境負荷が小さく、安定供給が望めるクリーンエネルギーであるLNG(Liquefied Natural Gas)は、環境保全への意識の高まりを受け、今後ますます需要拡大が予測されています。 LNGを生産するためには、超低温・高圧で処理する必要があり、製造や保管・供給設備には高度な技術が求められます。世界に4社しかないLNGプラントのリーディングコントラクターの1社である日揮は世界の生産量の30%以上を占めるLNGプラントを設計・建設してきました。当初は大型ガス田を中心に開発が進められましたが、近年では中小ガス田、さらに海底ガス田の開発も進められており、それにともない、洋上の特殊船舶上でLNGを製造する洋上LNGプラントの実現に期待が高まっています。

GTL

石油製品の代替となり、環境にやさしいクリーンエネルギーであることから次世代の天然ガス利用方法として脚光を浴びるGTL(Gas to Liquids)は、特に「GTL軽油」は、自動車燃料油として、従来の軽油に比べセタン値(軽油の着火しやすさを示す指標)が高く、硫黄などの不純物を全く含まないことから、その利用拡大が望まれています。日揮は、世界初のGTL商業プラントをマレーシアに完成させたほか、2012年には、カタールで世界最大級のGTLプラントを成功裏に完成させました。日揮は、GTLプラントのトップコントラクターとして、GTLの普及を通じた地球環境保全に貢献しています。

石油化学・ガス化学

石油や天然ガスを原料とする化学製品は、家電、自動車、生活用品など、あらゆる産業を支える材料としてなくてはならない存在となっており、石油化学工業の中核をなすエチレンプラントをはじめ、ポリプロピレン、高機能ポリマー、またファインケミカルに至るまで、手がけるプラントは多岐にわたります。 特に、エチレン製造分野においては、これまでに40件を超えるプラント建設プロジェクトを手がけるなど、豊富な実績と経験を保有しています。近年、中東や北米をはじめ資源国で大きな広がりを見せている、低価格な原料をもとに「より競争力の高い化学製品を製造する」動きなど、新たなニーズにも的確な対応を図っています。