1. Top>
  2. メディアセンター>
  3. ニュースリリース2014>
  4. 中国で硫化水素及び水硫化ナトリウム製造プロセス技術ライセンス契約を締結

ニュースリリース2014

2014/02/27

中国で硫化水素及び水硫化ナトリウム製造プロセス
技術ライセンス契約を締結

日揮株式会社(JGC CORPORATION)(代表取締役会長 竹内敬介、横浜本社 横浜市西区みなとみらい2-3-1)は、当社が開発した硫化水素及び水硫化ナトリウム製造プロセス技術(以下「本技術」)について、2月26日に中国浙江省の浙江工程設計有限公司(以下「ZEDC社」)とライセンス契約を締結し、今後同社を経由して中国国内の顧客に対してライセンス活動を実施することになりましたのでお知らせいたします。

硫化水素は、硫黄を含む化合物を製造するときの原料物質として使用されています。近年とくに需要が拡大している用途が、エンジニアリングプラスチック(PPS)とメチオニンです。PPSは高い耐熱性や強度により家電や電気製品全般に利用が拡大しており、またメチオニンは必須アミノ酸として家禽用飼料に広く添加されることから、合わせて今後3,000億円規模の世界需要が見込まれています。

当社が開発したプロセスは、硫黄と水素を熱反応と触媒反応の2段階で反応させ、きわめて高純度(99.9%以上)の硫化水素が安定して得られるものです。硫化水素を原料として水硫化ナトリウムを製造するプロセスも、当社が合わせて開発しました。コンパクトで安全性に優れるという特徴を持つ本技術を使って、日本国内に既に5基のプラントを建設しています。

本件は、地球温暖化フロンガス「HFC23」の回収・分解により排出権クレジットを獲得するCDM事業を契機に良好な関係を維持している巨化グループとの間で協議を進め、同グループ傘下のZEDC社とライセンス契約を締結する運びとなったものです。
ZEDC社は、今回の包括的な契約を基に、中国顧客との最初の具体的なライセンス契約に近々調印する予定です。

現地企業を経由して自社開発技術をライセンス展開するのは、当社にとって初めてとなるビジネスモデルです。強い信頼関係で結ばれた巨化グループとの協業は、当社にとって以下の通り大きな意義を持つものです:

  1. 1) 巨化グループが中国の化学業界に持つ幅広いネットワークを利用して、本技術、並びにその他の当社開発技術のライセンス活動を拡大する。
  2. 2) ZEDC社と事業目標を共有することで、万一中国で知的財産権問題が発生した場合でも、同社との緊密な連携により速やかに問題解決を図ることができる。
  3. 3) 環境事業で培った巨化グループとの協業関係をその他の領域に広げ、ZEDC社との協業によるエンジニアリングビジネスの実施など、当社の中国事業の拡大に資する。

関連情報