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ニュースリリース2014

2014/02/14

日本企業初、マレーシアの洋上LNGプラント
建設プロジェクトを受注

―豊富なLNGプロジェクト実績をもとに、海洋プラント市場に本格進出―

日揮株式会社(JGC CORPORATION)(代表取締役会長 竹内敬介、横浜本社 横浜市西区みなとみらい2-3-1)は、韓国サムスン重工業(Samsung Heavy Industries Co., Ltd.)とコンソーシアムを形成し、マレーシア国営石油公社が同国サバ州沖ガス田向けに計画している洋上LNGプラント建設プロジェクトを受注しましたので、お知らせいたします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。

1. 契約先 マレーシア国営石油公社(Petroliam Nasional Berhad)
(通称: ペトロナス社(PETRONAS))
2. 契約 年産150万トンの洋上LNGプラントに係わるEPCIC(Engineering,
Procurement, Cosntruction, Installation and Commissioning:
設計、機材調達、建設工事、据付および試運転)役務
3. 契約形態 ランプサム契約
4. コンソーシアム受注金額 非公表
5. 納期 2018年前半
6. プロジェクトの概要

本プロジェクトは、ペトロナス社がマレーシア国サバ州沖合いのガス田向けに、同国2基目となる洋上LNGプラントを新設するプロジェクトです。日揮がリーダーとなり、韓国を代表する総合重工業企業であるサムスン重工とコンソーシアムを形成し、当社が液化装置を、サムスン重工が船体を主に担当します。

ペトロナス社は2012年に当社コンソーシアムを含む2グループに対して基本設計(FEED: Front End Engineering and Design)役務を発注し、本2グループによる各々の基本設計に基づいた競争入札の結果、このたび当社コンソーシアムが、EPCIC役務一式を受注しました。

本プロジェクトは世界で3番目に商業化が予定されている最終投資決定済みの洋上LNGプロジェクトです。これまでの2件は、いずれも海外企業が受注しておりましたが、今回の受注は念願の日本企業による初の洋上LNG建設プロジェクトとなります。また、水深1,000メートルを超える深海ガス田向けの洋上LNGプラントとして、世界初の事例となり、海洋油ガス業界において先駆的なプロジェクトとなります。

本プロジェクトのEPCIC役務の受注は、当社の有する洋上LNG分野における卓越したEPCIC遂行能力、およびサムスン重工の同分野における高い造船技術力によるもので、高いプロジェクトマネジメント能力に裏打ちされた当社の強力なリーダーシップがFEED役務遂行にて遺憾なく発揮された結果と考えています。

当社は1980年代以来30年以上に亘るペトロナス社へEPC役務の遂行を通して、信頼関係を構築してきました。客先の期待に応えるべく、昨年受注したPETRONAS LNG Train 9 プロジェクトとともに、本プロジェクトも成功裏に完成させ、ペトロナス社とさらに強固な信頼関係の構築を目指していく所存です。

開発ならびに事業化がこれまで困難であった海底の中小ガス田を活用し、洋上LNGプラントを建設する計画は、世界に多数存在し、進行しています。当社は、世界のLNGプラント全生産量のうち、約30%のLNGプラントの建設実績を有し、現在もマレーシア、豪州(2案件)、インドネシア、パプアニューギニア、ロシア、カナダにおいて合計7件のLNGプラント建設を遂行しています。

オフショア分野の開拓については、当社中期経営計画(New Horizon 2015)においても強化項目のひとつとして掲げ、洋上LNGプラントのFEED役務の遂行や、ブラジルにおける造船所への出資をこれまで行ってまいりました。今回の受注は、オフショア分野への本格進出を果たしたという点で、当社にとって画期的な実績となりました。当社は、LNGプラントのトップコントラクターとして、今後も、洋上LNGプラントを中心とするオフショア分野においても積極的に取り組んでいく所存です。

洋上プラント完成予想図

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